顎関節症とは

「口が大きく開かない」「開けると痛い」「動かすと音がする」などの症状は、顎関節症の可能性があります。顎の関節や周囲の筋肉に負担がかかることで起こり、軽い違和感から強い痛みまでさまざまです。耳の前にある小さな関節に、日々の姿勢や体の癖が積み重なって影響します。
原因について
主な原因は、筋肉の炎症、関節円板のずれ、噛み合わせの異常です。円板の炎症にはマウスピースが有効な場合もありますが、姿勢や食いしばりなど、日常の癖が関わることが多いといわれています。猫背や前かがみ姿勢は顎に過剰な負担をかけ、痛みや違和感を招きます。
顎関節症の治療
マウスピースだけでは治らない理由
マウスピースは症状を和らげる一手になることはありますが、原因に合わせた対応が大切。姿勢が原因の場合、装着中は軽快しても外せば再発します。
当院では対症療法にとどまらず、体全体のバランスを確認し、根本改善を目指します。
顎関節症には姿勢改善が効果的
顎の位置は頭・首・背骨・骨盤と連動しています。体の歪みや負担の方向を見極め、正しい姿勢へ導くことで顎へのストレスを軽減します。整体的な視点も取り入れ、再発しにくい状態づくりを行います。
日常生活の見直しが鍵
足を組む、横を向いて食事をする、ひじをつく、片側だけで噛むなどの習慣は、体のバランスを崩します。特に筋力の少ない女性は影響を受けやすい傾向があります。治療と並行して生活習慣を整えることが重要です。
噛み合わせについて
噛み合わせの不均衡は、特定の歯や関節に負担を集中させます。どの歯に強い力がかかっているか、左右差や顎の動きの偏りを評価し、必要に応じてマウスピースも検討します。
当院の考え方

顎関節症は顎だけの問題ではありません。顎・噛み合わせ・姿勢・生活習慣を総合的に見直し、再発しにくい状態を目指します。口を開ける不安や食事のしづらさを、体全体から整える視点で改善へ導きます。気になる症状は早めにご相談ください。